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別館 セブンスボイス

主にaskaブログ拝読用に設置したブログです。メインはアメブロ セブンスボイスになります。

六甲山トンネル

福岡へ向かったのは

3月の初め。

早朝の新大阪駅で、福岡経由大分までの切符を買って

新幹線のホームへ登る。

新幹線はもう、停車していて

ちらほら、乗客の姿が中に見えた。

自分も乗り込んで、しばらく後

なぜか動く気配のない車内に

アナウンスが流れた。

どうやら、六甲山トンネルで何かがあり

新幹線が動けないらしいのだ。

30分

1時間

全く新幹線は動かない。

新しい情報が流れた。

六甲山トンネルに

水蒸気が溢れたらしいのだ。

だが、そんなことは滅多にあるものではない。

私の頭の中に

あるキーワードが浮かんだ。

六甲山。

かなり強い

瀬織津姫さまの神社がある山だ。

そんな山から

滅多にない水蒸気が溢れた。

そして、新幹線が動けない。

吹き出した場所が

そんな場所でなければ

気にすることなどないのだが

場所が場所なのである。

まして、事故や

火災や

人為的な要因ではなく

水蒸気が吹き出すという

いわば、超常現象のようなことが目の前に現れたのだから

考えるな、というのに、無理がある。

必死に読み取ってみた。

向かう方向が、悪いのか。

だが、向かう方向が悪いなら

そんな形では現れまい。

単に、別の方向へ誘導する

なんらかのメッセージが強烈に現れれば良いのである。

例えば、ネットニュースや

車内の会話や

テロップなどに

強烈に、誘導する場所が現れれば済むだけなのだ。

だが、そんな地名や

方向は、どこにも現れていない。

ただ、新幹線が動けない。

ふと、西村京太郎の

特急白鳥14時間、という推理小説が浮かんだ。

あの小説の中に

爆破物を仕掛けるために

犯人が、そのままでは間に合わない時間の流れを

特急白鳥をいたずら電話で

二回停車させ

その間に、沿道を走る車で

犯人が白鳥に追いつく

そんなシーンがある。

それなのではないか。

つまり、私がその時

福岡へ向かった流れは

突発的な閃きによるものであり

何処かで遭遇する

そちらへ向かうなら

何処かで遭遇する

その人物が現れることが

順調に新幹線で福岡へ着いてしまうと

間に合わない。

その人物が、穏当に私の目の前に現れるには

その、新幹線の動かない時間が必要なのではないか。

六甲山トンネルに水蒸気が溢れたのは

朝の5時30分頃。

私が、福岡に向かうことに決め

荷物をまとめていた頃にあたる。

あまりにタイミングが良すぎるのだ。

そして

一月経ち

では

誰が現れるために

必要な時間だったのかを読み取ってみる。

結局、福岡でも

大分でも

大きな人の遭遇は起きていない。

街の風景の中に

人がいただけなのである。

当然、当日向かった場所に

いるからこそ

そんな調整が必要なのだ。

それは、特急白鳥14時間の中でも

余りに先の駅ならば、どれくらい遅れるかの計算が立たないのだから、来るのなら近い停車駅だ

そんな風に描かれている。

ならば、当日の北九州か

天神なのだ。

ふと

天神で入ったカラオケボックスが浮かんだ。

そこには

まるでアイドルのような

若い女子たちが

たくさん、店内を埋めていたのである。

つまり、これだ。

https://youtu.be/wmWUSEisPJQ

私が、この動画を作るきっかけ

それがあの店内にあったのだ。

この動画は

福岡のアイドル

LinQのハレハレパレードという歌を

私が歌ってみたものである。

そんなアイドルのような若い女子たちが

天神のカラオケボックスに溢れていなければ

私がこの動画を作ることはなかっただろう。

その風景を見て

福岡にたくさんのアイドルがいることを

ようやく思い出したのだから。

つまり

若い女子たちがカラオケボックス店内に現れるのは

当然、学校の終わったあとなのである。

早朝の新大阪から

まっすぐに福岡に着いていれば

天神のカラオケボックスに入るとしても

もっと早い時間になったはずなのだ。

要は、新幹線が大きく遅れ、福岡再訪のあと

まっすぐ大分へ向かうと

何かと時間が窮屈なため

福岡と大分を

別の日に分け

その日を福岡泊にせざるを得なかったからこそ

そんな若い女子たちが現れる時間に

天神のカラオケボックスに私は現れたわけで

つまりは、新幹線が止まっていなければ

その時間には

私は店内にいないわけで

福岡アイドルを想起させる風景には出会っていない。

少し、謎が紐解けた気がした。

あの水蒸気は

未来へ向かう

きっかけ、なのだ、と。